大切なものは、
屋根の下にある。

こんにちは、
足立瓦店です。
土岐市下石町で、かれこれ百年以上、
瓦屋根の新築工事・リフォーム・修理などを
お任せいただいています。
ずっと数名の職人でやってきた
小さな会社ですけれど、
これまでの施工実績は一万件を超えました。
土岐に限らず、岐阜のあちこちへ。
ときには中部・東海の隣県へ。
そして、ご用命があれば
どこへでも駆けつけます。
美しい瓦屋根の下、
心安らかに暮らせるように。
瓦のこと、屋根のこと、
私たちにお任せください。



私たちに
できること
無料点検
相棒のドローンを連れてお宅へ訪問。その場で一緒に屋根の映像を見ながら、瓦の状況を説明いたします。修理の必要がある場合も、ない場合も、お客様のご納得を一番に考えています。
現場調査・見積もり
ドローンの映像で気になる箇所を見つけたら、屋根に登ってしっかり点検。お客様それぞれのご要望に添えるように、工事内容や工期などの違いにより数パターンのお見積もりをお出しします。
部分修理・葺き替え
部分修理なら、直した箇所が屋根全体になじむように。葺き替える場合は、様々な種類の中からピッタリの瓦をご提案します。また、どんな理由でどこを修理したか、詳細な報告書をご提出。履歴を残しておくと先々の点検・修理もスムーズですし、物件を売却される際には、資産価値の証明にもなるのです。(報告書のサンプルはこちら。)
アフターケア
工事には万全を期しておりますが、万が一、不具合が生じた場合は迅速に対応させていただきます。その他にも何かお困りの際には、いつでもご連絡いただけたらと思います。また、ご希望いただければ、数十年後まで見越した点検・修理の計画もお立てします。
その他、こんなこともできます。 屋根のことなら、 なんでもご相談ください。
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屋根の清掃
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雨どい修理
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雨漏りの
応急処置 -
新築瓦屋根
工事


施工実績

屋根瓦の葺き替え工事
岐阜県瑞浪市 N様邸
古くなった瓦屋根全体の葺き替え工事を実施するにあたり、まずは既存の屋根材及び下葺き材等の撤去作業を行います。

撤去作業中に天井裏に落下した砂埃や木材等の清掃をした後、既存の板の上から新しい野地板の重ね張りをしていきます。

雨水が侵入し木材が腐食していた箇所は、修繕及び補強作業を行いました。

野地板の上に、下葺き材としてルーフィング(防水シート)を敷いていきます。またルーフィングの上には野地上の通水性を高めるためにルーフテープを取り付けます。

瓦を葺いていくための桟木(さんぎ)という木材を取り付け、新しい瓦を屋根上へ荷揚げしていきます。

平葺き作業を行っている様子です。

「灯り取り」の箇所にはガラス瓦を使用し、採光を確保できるように施工しました。

平部の施工完了後、棟の施工に取りかかります。熨斗瓦には全て銅線を通し、棟の内部で互いに縛り固定。また、耐震補強のために棟の内部に金具と芯材を取り付け、熨斗瓦に通した銅線を芯材に結びつけていきます。

工事完了後の写真です。



屋根補修工事及び
太陽光工事
愛知県豊田市 I様邸
既存の屋根の上に新しい屋根材をかぶせる「屋根カバー工法」を実施するために、まずは既設太陽電池パネルの取り外しから始めます。「屋根カバー工法」は、既存の屋根の損傷が大きい場合は施工できませんが、葺き替えに比べて工期・費用ともに抑えられる工法です。

1枚の太陽電池パネルに、過電流によると思われる不具合が見られました。電圧も測定不能でしたので、再取り付けの際には結線せずに配線します。

太陽電池パネル撤去後、粘着層付き下葺材(雨漏りを防ぐ防水シート)を敷き込みます。

専用のビスで、役物(屋根の先端部等に使用する特殊な部材)を留め付けていきます。

屋根北側に勾配が変わっている箇所があります。上下の屋根取り合い部では、本体屋根材を加工し、横方向の通りを合わせて施工していきます。

壁際の取り合い部は、加工した水切り板金を使用して仕上げました。

住環境の快適性、屋根・住宅の耐久性向上のために、棟の2箇所に換気部材(1800㎜)を取り付けました。

工事完了後の写真です。


屋根等改修工事
岐阜県瑞浪市 鵜舟様邸
下地が腐食した箇所の補修を行うために、天窓周辺の桟瓦の取り外しから行いました。

経時の雨水浸入により、桟木(さんぎ)及び屋根下地が腐朽した状態となっていました。


下地完了後、下葺材(改質アスファルトルーフィング)を敷き込み、瓦の寸法に合わせて桟木を留め付けていきます。

軒先雀口にポリプロピレン製の面戸を取り付けた後、軒瓦を留め付けていきます。

最初に取り外した桟瓦を、ズレや歪みを直しながら綺麗に葺き戻していきます。

天窓部分にはガラス瓦用ポリカーボネート板を納め、四方をブチルテープで防水処理した後、ガラス瓦を葺いていきます。



ベランダ天井と軒天部は、漏水による変色部分を塗装しました。

工事完了後の写真です。


屋根瓦の葺き替え工事
岐阜県中津川市 Y様邸
瓦の葺き替え工事を実施するにあたり、既設の瓦と葺き土の撤去作業を行います。

新しく野地を張るために、既存の桟木(さんぎ)や下葺き材も撤去します。

撤去作業中に屋根裏に落ちた砂埃や木片等の清掃作業をします。

既存の野地の上に重ね張りする形で、新しく構造用合板を張っていきます。

野地の上に、下葺き材として改質アスファルト性のルーフィング(防水シート)を敷いてから、瓦を留め付けるための桟木を設置します。

屋根の軒部から瓦を葺いていきます。軒先の瓦は風圧による浮き上がりを防止するために、瓦前側の固定も行っています。

平部は、瓦を並べて釘留めしながら葺いていきます。雪止め金具は釘で瓦ごと固定し、抜け落ちることがないようにしています。

屋根構造の関係で瓦が入らない箇所は、加工した板金材を入れて施工を進めました。

屋根頭頂の棟部については、瓦を被せる前に棟の面戸を南蛮漆喰で塗り上げていきます。

芯材の腐食防止のためにルーフィング材を敷きこんでから、冠瓦を被せて芯材にネジ留めし、棟納めとなります。

ベランダの下屋根は、軒瓦を銅線で縛り直しつつ、瓦の再整列と巻き上げ作業を行いました。また、割れていた瓦は差し替えました。

雨漏りしやすい壁際は、木材で下地をつくって腐食防止の下葺き材を張り、板金を取り付けて仕上げました。

工事完了後の写真です。


棟瓦の積み直し及び
補修工事
愛知県新城市
恋して!宇宙少年CAFE様
地震や台風、経年劣化等で歪みが発生していた棟瓦の積み直しを行うにあたり、まずは既設の棟瓦を取り外します。

棟工事のための葺き土を置き、熨斗瓦を積んでいきます。すべての瓦に緊結用の銅線を取り付け、棟の内側で縛って固定します。また、棟の耐震補強のために、瓦を縛る横芯材の取り付けをした上で棟積みをしていきます。


熨斗瓦を積み終えたら、冠瓦を被せて棟納めとなります。冠瓦は内部の芯材に取り付けた銅線を使用して固定しました。

流れる雨水が屋根の内部に浸入しないように、板金材を使用して補修していきます。

割れている瓦は交換し、各所での瓦のズレや位置の乱れを調整しながら、銅線を使用してズレ防止の処置をします。


工事完了後の写真です。



本堂新築屋根工事
岐阜県土岐市 常福寺様
屋根の防水性を高めるために、まず下葺き材の敷き込みを行います。その後、瓦を葺いていくための桟木(さんぎ)を横方向と縦方向にそれぞれ取り付けていきます。

はじめに軒瓦の施工を行います。軒瓦は瓦尻部と桟芯を銅線で緊結して固定していきます。

続いて桟瓦、雪止め瓦の施工をします。これらの瓦は尻部についている爪を横桟木に引っ掛けた上で、釘や銅線を使用して固定します。

社寺建築には、箕甲(みのこう)という特殊な部位がります。箕甲箇所の施工を行う前に、使用する瓦に不備がないか確認していきます。同時に瓦の癖に応じた選別を行い、使用場所や順序を事前に決めておきます。

箕甲箇所に、唐草瓦、二ノ平瓦の取り付けをしていきます。両瓦とも、銅線を使用して固定し、落下やずり下がりが起きないように施工します。

次に、巴瓦の施工をしていきます。他の瓦と同様に銅線を使用して落下しないように固定します。

箕甲部と利根丸の間に隙間が生じるため、丸瓦を取り付ける前に面戸瓦を入れていきます。

箕甲部の施工完了後、残りの桟瓦を葺いていきます。縦列方向の桟瓦の下には、一定間隔で棟瓦を固定するための補強金物を取り付けました。

桟瓦の施工後は、利根丸瓦、袖丸瓦を取り付けていきます。すべて銅線で固定を行い、強風等で屋根から落下しないようにしています。

平部の施工を終えたら、棟を積むために鬼瓦の据え付けをします。平地で瓦の合わせ作業とパーツごとの固定準備をした後に、屋根上で組み合わせていきます。瓦の固定には銅線を束にしたものを使用し、特定の箇所に重量がかかりすぎないように取り付けていきます。


鬼瓦の取り付け後、大棟の施工を開始します。棟束(むなづか)に10mm程度の孔を開け、瓦を留め付けるための横芯材を通しておきます。棟に使用する瓦にはすべて銅線を通し、必ず対面の瓦と芯材に結びつけて留め付けます。



降り棟の鬼飾りを据え付けたら、棟積み作業に移ります。大棟同様に芯材を内部に取り付け、瓦同士の緊結と芯材への括り付けをしていきます。


妻面(つまめん-棟に対して直角な側面)に土居熨斗瓦を留め付け、仕上げになります。

工事完了後の写真です。


お客様の声

100年前の瓦を
残したくて。
岐阜県土岐市
中島様
妻のお父さんが大工でね。生前、言っていたんです。「この瓦は貴重だから残したほうがいいよ」と。私が物心ついたときには、もうそれなりに古い家でしたから、築100年はゆうに超えているでしょう。同じ規格の瓦が、今はないんだそうです。それで、足立さんには「少し面倒かもしれんけど」と断って特殊な工事をお願いしました。
2段構造になっている瓦屋根の上段部分は状態が悪かったので、屋根下地からやり直して、すべて葺き替え。下段のひさし部分に、義父の教え通り、元の瓦を敷き直してもらいました。手間のかかる工事なうえに、いちばん暑い時期でしたから、屋根の上は灼熱だろうと心配していたけど。さいごまで丁寧に作業してもらいました。

工事して終わりじゃない。
面倒見がいいんです。
岐阜県土岐市
中垣様
10年ほど前に家を建てたんですが、屋根は足立さんに任せようと決めていて、新築工事をお願いしました。あとは、最近直してもらったのが窯焼き工場のトタン屋根です。裏山の木を切ったときに、屋根に倒れて穴があいてしまって(笑)。すぐに連絡して修理に来てもらいました。
それから数ヶ月経ちますけど、ちょこちょこ様子を見に来てくれるんです。「このあいだ直したとこ、見てみますね」って、わざわざ屋根に登ってくれて。面倒見がいいですよね。そうやって仕事にしっかり責任を持ってもらえるから、安心してお任せすることができますね。

大通りから、
うちの屋根を眺めてます。
岐阜県土岐市
大野様
うちは代々窯元をしてまして、足立さんとは先代から数十年のお付き合いです。今回は築100年以上になるお蔵の屋根を直してもらいました。ちょっと離れた大通りから、うちの蔵の屋根がよく見えるんです。車で通るたびに、綺麗になったなぁと思って眺めていますよ。屋根修理を依頼するのって少し億劫なところもあるんだけど、お願いしてよかったです。

いい職人さんは、
お掃除も上手。
岐阜県土岐市
兼松様
冬になると瓦のかけらがぽろぽろ落ちてくることがあって、だいぶ古くなってきたな、と不安に思っていたんです。屋根だけではなくて、いろんなところにガタが来ていました。それで、この際、思いきって直してもらおうかと。けっこうな大工事でしたよ。まずは瓦屋根をぜんぶ葺き替えてもらって、それから外壁の改修工事も。
ついでに2階のサッシまで取り替えてもらいました。何から何まで、ありがとうございました。ここの職人さんたちは、義理堅いところがいいですね。仕事の始めと終わりには気持ちよくあいさつしてくださいますし、帰り際のお掃除まで、しっかり心がこもっているように感じました。職人さんなので寡黙な方もいらっしゃるけど、みなさんとっても仕事熱心でしたよ。

母の雨漏り恐怖症が
治りました。
岐阜県土岐市
加藤様
「いかん、雨漏りしとる」母から電話があったのは大雨の日でした。一人暮らしなのでとても不安そうにしていて、早くなんとかしてあげなきゃと足立さんに連絡したんです。そしたら、その日のうちにすぐ来てくれて、母も私も安心。作業もすごく丁寧で、屋根の状態や工事内容、作業手順を写真付きの報告書で細かく説明してもらいました。
これでもう大丈夫だ!と思っていた矢先、また大雨の日に電話がありました。「なんか音がするのよ。また雨漏りしとるかもしれん…」そんなはずはないと思いながらも駆けつけてみると、やっぱりどこも雨漏りしてない。よくよく耳を澄ませてみるとね、時計の針の音だったんです(笑)。2人で笑いながら言いました。あんなに綺麗に直してもらったんだから、心配しなくても大丈夫よねって。最近はもう、すっかり安心して過ごせているみたいです。

また、
面白いことやろう。
岐阜県土岐市
水野様
土岐で特殊タイルメーカーを経営しています。これまで、瓦屋根の管理はずっと足立瓦店さんに依頼してきました。足立くんとは中学の同級で、お互いに職人だから通じる部分もあって。なにか一緒に面白いことができないかな?と話していたんです。
そんな折、当社で倉庫として使っていた蔵を、作品展示用のギャラリーにリニューアルすることになりまして。屋根に加えて、外壁工事までお願いしました。屋根は、赤茶色の石州瓦を島根県から取り寄せてもらって、外壁は土の風合いをそのまま残した、塗りっぱなしの土壁に。こだわった甲斐あって、いい仕上がりになったと思います。今後とも、よろしく頼みます。
株式会社足立瓦店
- 所在地
- 〒509-5202 岐阜県土岐市下石町1421
- 営業時間
- 8:00〜17:00
第2・第4土曜/日曜/祝日 定休 - 電話番号
- 0572-57-6304
- 創業
- 1918年
- 代表
- 足立 仁志
- 事業内容
- リフォーム、瓦屋根工事、金属屋根工事、その他屋根工事、雨樋工事、太陽光工事
- 建設業許可
- 屋根工事業 岐阜県知事許可(般−7)第6675号
- 保有資格者
- 一級かわらぶき技能士 4名
瓦屋根診断技士 3名
瓦屋根工事技士 3名